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size(表記):
size(実寸):
ウェスト82cm、股下75.5cm、
股上31cm、ワタリ31.5cm、
裾幅23.5cm、全長102.5cm、
(測り方による誤差あり)
brand:Lee
date:1940年代~
状態:
スレ。
キズ穴。
膝・ポケットリペア。
シミヨゴレ。
ステッチ抜け箇所。
裾上げ。
着用感。
詳細・説明:
今月ご紹介するビンテージコレクションは、
1942年頃の101B COWBOY デニムパンツだ。
いわゆる大戦カウボーイといわれるモデルである。
この101Bのバックポケットの形が、
バックルバックが付いていた時の物と同じ形状であり
バックルバックが外れた過渡期の年代の物である。
1920年代頃に13オンスデニムを採用し、林業や船乗りをする人々に向けて
デニムワークウェアを作っていたLeeだったが、
カウボーイやロデオライダーに向けて作ったデニムワークパンツ''Lee COWBOY''を設計。
販売されたデニムパンツは絶大な支持を得ていた。
カウボーイを専門にフォーカスした
''Lee COWBOY(101)''は世界で認知されるほどだった。
まず目に入るのはこの1936年頃から1946年頃まで使用されていた、ヘアオンハイドラベルだろう。
ヘアオンハイドラベルとは脱色のされていない毛の付いたままの牛革にLeeのロゴを焼き印したラベルのことである。
ヘアオンハイドはTwitchレーベルに変更されるまで使用されていたようだ。
''UNION MADE Lee Sanforized''の文字の入る1938年頃から1945年頃まで使われていたとされる斜体eのセンター赤タグが使用される。
需要が高い物のなかなか入荷の少ないLeeであるが、この大戦カウボーイと言われるモデルの球数は本当に少ない。
この頃のアーキュエイトステッチには複数のパターンが存在するが、
こちらはリーバイスでもあるようにアーキュエイトステッチが省略されているパターンだ。
その他大戦カウボーイの特徴として、通称''ロングL''と呼ばれるトップボタン、その他のボタンは無地、コインポケットのリベットも省略されている。
この時期のみのディティールかと思われるが、ポケットにヘリンボーン地のスレ―キを使用。
こういった生産期間の短いディティールの変化を見つけることも面白い。
大戦モデルならではのくすみある渋さある色落ちがお好きな方も多いだろうが、
この大戦カウボーイは、くすみの少ない青みと、主張しすぎないヒゲの入り方に品を感じる。
太めのシルエット、品のある色落ち、
コレクションとしてもおすすめであるがぜひ履いて楽しんで頂きたい逸品である。