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size(表記):
size(実寸):
ウェスト80cm、股下80.5cm、
股上30.5cm、ワタリ30cm、
裾幅22cm、全長108cm、
(測り方による誤差あり)
brand:Levi's
date:1930年代~
状態:
スレ。
キズ。
シミヨゴレ。
スリキレ。
広範囲にリペア。
着用感。
詳細・説明:
今現在のヴィンテージ市場で最もプレミア度が高いとされているアイテムがある。
それが、今月ご紹介するビンテージコレクションのS501XXだ。
S501XXは第二次世界大戦期(1942年頃~1946年頃まで)のモデルとなる。
戦争の影響から物資統制が行われ、
完成形の501XXよりデイティールが簡素化(Simplifiedの頭文字のS)されている。
戦争のあおりを受けたリーバイスはいくつかの仕様変更が余儀なくされた。
生産過程のなかで、ボタンやパーツの製造メーカーには、
銅などの金属の使用が禁止されていたため、納品されるボタンやリベット等は鉄素材のものへと変更された。
この仕様変更により生み出された様々な種類の501は、
その特異性からかコレクターを魅了してやまない。
アーキュエイト・ステッチの廃止、
廉価な月桂樹ボタンやドーナツボタンなどの使用、
コインポケットのリベット省略、
''L.S.&Co.SF''の刻印が入らないリベット、
隠しリベットに鉄素材を使用、
スレーキを余り布を使用するなどなど、
これらの簡略化された仕様のS501XXは、
現在のビンテージ市場で大戦コレクターが存在するほど、戦時中に生まれたプロダクツに関心を寄せるコレクターも多い。
こちらのS501XXは大戦モデルと呼ばれる王道的な1本で、
アーキュエイト・ステッチがなく、
ボタンはドーナツボタンを使用している点、特徴的だ。
1942年8月8日に戦時生産局から出された文書の規制に従って簡略化されたジーンズ。
この頃は9つを越すバータックまたはリベットの使用禁止された。
規制後は股下のバータックひとつと、フロントポケットの4つのリベットと隠しリベット4つのみの仕様となり、
クロッチリベットとコインポケットのリベットは除かれた。
この隠しリベットのバータックの有無がこの年代のある程度の時期を判別できる重要なポイントのひとつとなっている。
深い深いインディゴに厚みのあるデニムも魅力的だ。
戦争は決して望まれるものではないが、
皮肉にも戦争中に生まれた501は特別な輝きを放っている。