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size(表記):M
size(実寸):
肩幅48cm、身幅58cm、
着丈74cm、袖丈61cm、
(測り方による誤差あり)
brand:Hale Hawaii
date:1950年代~
状態:
スレ。
襟スレヨゴレ。
シミヨゴレ箇所。
詳細・説明:
ハワイアンシャツの起源に触れながら、
マトソンラインのメニュー柄の一枚をVintage Collection Vol.15で掲載したが、
今回も代表的なパターンをヴィンテージコレクションとして紹介させていただく。
「ハワイアンシャツ」という言葉を聞いた時に真っ先に思い浮かぶのは、
トロピカルなモチーフが散りばめられている鮮やかな配色のデザインではないか。
まさしくそのイメージにハマるハワイアンシャツの代名詞と言っても過言ではない、
「ランド・オブ・アロハ」、
この柄は現在も様々なメーカーによって受け継がれている、
コレクターの方であれば1着は持っているであろう王道中の王道パターン。
20世紀の締めくくりである2000年を「アロハシャツ・イヤー」として、
ハワイ観光組合などがスポンサーとなり観光キャンペーンを行った。
その際にポスターとして使われたのがこの柄であり、
数ある作品の中から最もポピュラーでハワイアンシャツらしいからこそ
選ばれたのであろう。
この柄自体は色をいくつも重ねて刷り、
ひとつの柄を作り上げるオーバープリントと呼ばれる手法。
そのため色の数だけ版が作られるが、
「絵刷り」と呼ばれる版にズレや傷がないかチェックする為の試し刷りを行う。
「ランド・オブ・アロハ」は、
21枚もの版が使われ17種類の色違いのシャツが作られており、
日系人イサム・タカブキが京都に興したアロハ貿易で手捺染され、
太平洋貿易という会社からハワイに輸出されていた。
京都の熟練の職人の手によって21版を使い贅沢にプリントされた生地であり、
同時に日本の精巧な技術を知ることが出来る素晴らしい作品である。
1950年代に「Hale Hawaii」というメーカーが製作しており、
緑ベースにハワイアンモチーフをランダムに配した、
ランド・オブ・アロハの中でもチャプスイ柄という典型的なデザイン。
ハワイアンシャツと言えば一般的にショートスリーブだが、
球数として少ないのがロングスリーブ、
中でも「ランド・オブ・アロハ」のロングスリーブとなると、
滅多に見つからないという。
このシャツに関しては襟のスレシミやシミヨゴレ等がある物の、
紙タグが残り、生地自体もほとんど洗いのかかっていない、
ミントコンディション。
正しくヴィンテージコレクションにふさわしいハワイアン。
ハワイと日本が見事に調和し、海からやってきたものを受け入れるという、
「アロハスピリッツ」を体現した傑作、是非手に入れて頂きたい一枚である。
今回掲載するにあたり黒Verも借りることが出来たため、
そちらの写真も載せておりますのでご覧くださいませ。
※黒Verにつきましてはスタッフの私物であり、
こちらの商品の販売は行っておりませんので予めご了承くださいませ。