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size(表記):
size(実寸):
【JACKET】
肩幅44cm、身幅57cm、
着丈68.5cm、袖丈60cm、
【PANTS】
ウェスト86cm、股下71cm、
股上28cm、ワタリ26.5cm、
裾幅20cm、全長100cm、
(測り方による誤差あり)
brand:
date:1930年代~
状態:
スレ。
キズ。
ツマミ。
リペア。
ヤブレ。
シミヨゴレ箇所。
ステッチ縫い直し。
スナップ不良、
内側スナップ手縫いで後付け。
着用感。
詳細・説明:
ヴィンテージラバーの間が人気であるにも関わらず、
現存数が極めて少なく手に入れることが困難である、
プリズナーアイテム。
呼称でプリズン、ジェイルと呼ばれることがあるが、
これらは一見同じように見えて意味合いが全く異なる。
「Prison」は主に刑務所や監獄という意味で、
州または、連邦政府(国)によって管理されており、
重罪で有罪判決を受けた犯罪者が収容される場所、
「Jail」は刑務所、拘置所や留置所という意味で、
郡や市などの地方自治体で運営されており、
万引きや軽い暴力、器物損壊などの軽犯罪を犯した
犯罪者が収容される場所だ。
先に述べたプリズンやジェイルに収容される囚人の服といえば、
アイコニックなボーダーやストライプの物を連想する。
これらの2色の糸で織る縞柄をヨーロッパでは古くから「異端」の象徴としており、
キーボードで「よこしま」と入力する際に「邪」と変換されるが、
それは読んで字のごとくと言える。
1815年からイギリスのニューゲート刑務所で初めて使用され、
ドイツやヨーロッパの国ではボーダー柄が採用されていたようだが、
当時かなり安価で生産できるという理由に加えて
ストライプ柄は格子似てることから採用された。
主な目的はアイデンティティーの抑圧であり、
他にも脱走した時に囚人だと見つけやすいといった理由もあった。
だが1900年代初期に多くの刑務所で
ストライプが不名誉の烙印として認識されだしたことにより、
その柄は廃止となった。
後に提案された囚人服は、増え続ける労働者階級の犯罪者に対して
罰を与える為のものに改良されていき、
トップスはシャンブレーシャツ、ボトムはデニムパンツというスタイルが、
スタンダードとなった。
こちらは当時の囚人が着用していたかは定かではないが、
用途として舞台衣装やハロウィン等のコスチュームとして着用されていたであろう一枚。
ワークウェアの様なコットンキャンバス、
生成り×ブルーのボーダー柄、
ジャケットのフロントスナップは中華風の柄入り、
パンツのボタンはウッドボタン×2、
囚人用ではなかったとしてもこの年代ならはの素晴らしい雰囲気、
ジャケットとパンツそれぞれ別で見つかることはあっても、
セットアップで見つかることは滅多にない。
現代では「ボーダー」はファッションアイテムとして欠かせない、
境界のない誰もが楽しめる柄となった。
実際に着用しても良し、額縁に入れておくも良しの、
まさにコレクション級の逸品である。