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size(表記):MA-1(LARGE)
CWU-1/P(LARGE-LONG)
size(実寸):
【MA-1】
肩幅50cm、身幅66cm、
着丈63cm、袖丈65cm、
【CWU 1/P】
肩幅51cm、身幅64cm、
ウェスト108cm、股下74cm、
股上38cm、ワタリ39cm、
裾幅20cm、全長156cm
(測り方による誤差あり)
brand:
date:1950~60年代
状態:
スレ。
キズ。
スリキレ。
リブ穴箇所。
シミヨゴレ箇所。
着用感。
詳細・説明:
今回のコレクションは、
現代のファッションにおける定番アウターとして浸透したMA-1と、
パイロットが着用していたCWU-1/Pを紹介する。
まずMA-1とは、前身となるB-15をモディファイした、
対応外気温が-10~10℃までのインターメディエイトゾーンで活躍したモデルである。
特徴としてはムートンファーから変更となったリブ仕様のニット襟、
袖口とウエストもリブ仕様に変わり、
素材も耐久性を考えてウールからアクリルへと改良された。
フロントはスラッシュポケット、
左腕に備え付けられたシガレットポケット、
酸素マスクのホースをクリップで固定するためのオキシジェンタブ、
着丈が短め、後ろ見頃の丈が前身頃より短くなっており、
90年代まで継続されたモデルだ。
次にCWU-1/Pとは、1950年代~60年代まで使用されていた防寒用のフライトスーツで、
特徴はカラーがセージグリーンでナイロン製のボディ、
デザインとしては胸/腰/膝/ふくらはぎにそれぞれポケット×2、
内股のナイフポケット、袖ポケット、
ウエスト背面にはボタンが取り付けられており、
緊急時には即脱衣可能な仕様となっている。
こちらは下着や防寒下着の上に直接着用するモデルだ。
どちらも1950年代後半から60年代前半頃に使用されていた物で、
今回ご紹介する両モデルはアメリカ軍が正式な官給品を支給する前に作られた開発段階の試作モデルの、
所謂テストサンプル品である。
首にはAERO MEDICAL LABORATORY(空軍航空医療研究所)の文字に加え、テスト使用段階であるという証拠の、
''EXPERIMENTALTEST SAMPLE''の刺繍が入り、手書きのタグが付けられる。
中でも特筆すべきポイントは、両方ともに着用者が同じという事だ。
先ほど紹介した手書きタグの一番下に書かれた、
『MaJ. J. C. Bartholf』、
こちらが当時着用していたパイロットの名前が記載されており。
詳細については不明だが実際に調べてみると確かに実在していた記録が残されている。
現在発見される多くの物は手書きのタグが切れていたり、
印字がスレて読み取れないものが多いが、両方とも読み取ることができる。
テストサンプル品が見つかること自体珍しいが、
同じ所有者のセットとなると中々ないであろう。
MA-1には両胸にVICTORY BY VALOR(第20戦闘航空団)、
79th FIGHTER SQUADRON(第79戦闘飛行隊)の豪華なパッチ付き、
CWU-1/Pにはパッチ等は付かないがテストサンプル品自体見つかることが少なく希少、
まさにコレクションするには相応しい逸品である。