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size(表記):
size(実寸):
身長32cm程、
(頭頂部から足先まで)
(測り方による誤差あり)
brand:
date:1920年代~
状態:
スレ。
キズ。
頭部欠け。
シミヨゴレ。
ボディひび箇所。
左アーム部やや緩め。
使用感。
※ボディが非常に割れやすく、
デリケートな素材のため、
細心の注意を払って保管いただくようお願いいたします。
詳細・説明:
今回は長きにわたりコレクターに愛された人形、
BUDDY LEE(バディーリー)をご紹介する。
バディー・リーとは1922年にLeeがリリースしたアドバタイジングドール(販促人形)である。
この「バディー・リー」という名前は、1919年12月27日のサタディ・イブニング・ポスト誌で
ネーミング募集の広告が掲載し名前が決定、ミネソタ州ミネアポリスのデイトン社の店頭用ディスプレイとして展示された。
元々は販促用であったが、人気が出たため商品としても発売され、
製造が終了する1962年までに、Lee社のセールスボーイとして大活躍していた。
特徴としては、大きさが約30cmでオーバーオールやダンガリー、
リー・ライダース101など身に着けた仕様で、
他にもコカ・コーラやシェルなどの大手企業の制服を着せたモデルがあり多数存在する。
最初に世に出たバディーリーは、カウボーイ/エンジニアという愛称で呼ばれており、2種類であった。
48~49年まではおかくずや紙を混ぜて作られたコンポジションという脆い素材で、
それ以降は現在と同じプラスチック素材へと切り替わる。
20年代頃のボディーは全体的にくすんだ色、
30年代頃から乳首、おへそ、膝がピンクに色づけされて、
髪色が赤毛となってまつげが強調されてほっぺたが赤くなり、
30年代後期からはピンクの色付けがなくなってお腹が出てくるようになる。
なお、脆いコンポジションだからこそ壊れやすいため、この年代までの物は球数自体少なく、
プラスチックのモデルよりも希少価値が高くなっている。
見た目の可愛さはもちろんだが、Leeのアイテムと同じ材質の生地と製法で精密に造られた、
クオリティの高さも人気の1つである。
こちらのモデルは、
20年代~30年代初頭に製造されたロングLボタン、
ウォバッシュストライプのオーバーオールを着用したバディーリー。
当時この商品が実際に展開されてはいないため、恐らくディスプレイとして着せた可能性が高い珍しい1体だ。
やはりこの年代のオリジナルは現存数もかなり限られてきており、
今後も希少性が高くなる一方の逸品。
出会えたら奇跡、まさにマニア垂涎のコレクタブルピースだ。