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size(表記):34x32
size(実寸):【W33xL31位】
ウェスト85cm、股下78cm、
股上31.5cm、ワタリ29.5cm、
裾幅22cm、全長107cm、
(測り方による誤差あり)
brand:THE BOSS
date:1930年代~
状態:
スレ。
キズ。
裾上げ。
タグキズ。
ステッチ抜け。
左ポケットヤブレ。
両ポケットスレーキリペア。
着用感。
詳細・説明:
1889年カリフォルニア州ロサンゼルスにて設立したワークブランド「THE BOSS」。
創業者のモリス・コーンは1889年に男性用衣料品卸売商を始め、
1893年に叔父のバックアップを得て、オーバーオールの製造に携わるようになる。
1899年にレミュエル・ゴールドウォーターが共同経営者となり、
コーンゴールドウォーター社に変更された。
1909年にロサンゼルス初となる鋼鉄で補強されたコンクリートの工場を建てる。
1924年、社名がコーンゴールドウォーター・マニュファクチャリング社へと変更、
1941年にモリス・コーンが死去し、その後ブランド自体が消滅したものの、
魅力的な商品を多く作っていたこともあり、ワークラバーには人気のあるブランドだ。
リーバイスでは2頭の馬が引っ張っても破れない強靭さをもつ意味で「ツーホースマーク」が誕生したが、
その後ワークブランドでは動物が両方向から引っ張って破れないことを証明する手法が当時の表現のトレンドとなり、
2匹の豚や屈強な男たちが綱引きするように引っ張り合うものも登場し、
同ブランドでは象がジーンズを引っ張り合う様子が描かれた絵柄のパッチがアイコンとなった。
ディテールとしては、
針刺しのシンチバック、
5ポケット仕様、
トップは「BOSS」刻印入りボタン、
その下には2プロングのドーナッツボタン、
十字のカンヌキ、
ズドンと落ちるストレートシルエット、
しっかりと穿きこまれたであろうヒゲやアタリ、
全体通して伝わるリアルワークな雰囲気は別格。
何よりブランドのアイコンとなった、
象がジーンズを引っ張り合うユーモラスなリネンパッチは、
この年代を象徴するポイントでありロマンを感じる。
前述したようにザ・ボスは1940年代には消滅した幻のワークブランドだ。
同ブランドに関しての現存する資料は少なく、
アイテム自体市場に出てくることがほとんどない、
歴史を知れば知るほど手に入れたくなるコレクタブルな一本だ。