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size(表記):
size(実寸):40位
肩幅48.5cm、身幅53cm、
着丈58.5cm、袖丈58cm、
(測り方による誤差あり)
brand:
date:1940年代~
状態:
スレ。
ヤケ。
キズ/小穴。
シミヨゴレ。
リブ穴箇所。
首元留め具欠損。
裏地ヤブレ箇所。
左ポケットスナップ凸欠損。
着用感。
詳細・説明:
1931年にアメリカ陸軍航空隊に採用された夏季用フライトジャケットであるA-2。
A-1の後継モデルとして開発された名作だ。
第二次世界大戦中のアメリカ陸軍航空隊の飛行兵が着用し、
当時、飛行機のコックピットには窓やシールドがなく、
全身に風を受ける開放型であり、夏でも防風や防寒が必須であったため、
フライトジャケットと肌の隙間を無くして体にピッタリするようなラインにすることで、
遮風性を高めるとともに、狭いコックピットの中でも動きやすく、
ライフジャケットなどの装備品もA-2の上から着用しやすいように工夫された。
ライトゾーンと呼ばれる10℃~30℃までの気温域用に生産された。
A-1からの主な変更点としては、
着脱を簡単にするためにボタンフライからジッパーフライ、
襟はニットリブからレザー襟と隠れた留め金、
肩にエポレット付き、
フロントのポケットもボタンからスナップ留めへ変わり、
細かなディテールが改良された。
こちらはI.SPIWAK & SONS社製、
台襟なし仕様、
左肩にはUSAAFパッチ、
エポレットには階級章が付く、
さらにA-2を語るうえで外せない、
戦時中の隊員が搭乗していた爆撃機や機体に描いたノーズアートが元となったハンドペイント。
フロントの左胸には第399爆撃飛行隊、
数あるモチーフの中でも希少なスカル、
ハットを被り2つのミサイルを持ったスカルマーク。
バックには第二次世界大戦中に爆撃機として使われていた「ラッキーストライク」、
恐らく爆撃ミッションを示す12のミサイル、
当時男性を虜にしていた「ピンナップガール」が描かれた秀逸なアートワーク、
アーティストとしての素質があったことがうかがえるバックペイントは唯一無二であり、
芸術的な作品ともいえる。
ライニングのヤブレ、リブのダメージや小穴、
首元の留め具や左ポケットのスナップ凸部分の欠損などはあるが、
オリジナルならではのレザーのエイジングや全体を纏った雰囲気は別格。
戦時中のパイロットやクルーたちが、
死と隣り合わせの環境下でそれぞれの思いや経験、
戦う男の証明としてハンドペイントで施し、戦地へと飛び立っていた。
フライトジャケットの中でも傑作のA-2、
軍服らしくない佇まいで、実用性が高くカジュアルに着れることで、
ファッションアイテムとしても長く愛されている。
復刻やレプリカでは表すことの出来ない存在感、歴史的背景を知ったうえで感じ取れる趣、
様々な思いが集約されたハンドペイントは、まさに男のロマンが詰まった一着。
時代を超えて人々を魅了する、誰もが憧れる男の象徴するような逸品、
その''本物のかっこよさ''がここにはある。